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フェアトレードとは、公正な貿易のこと。途上国の原料や製品を、適正な価格で継続的に購入することで、立場の弱い生産者が貧困から抜け出せるように、彼らの自立と生活を改善することを目指す取り組みです。小規模農家や手工芸職人に継続的な仕事をつくり、農薬や化学肥料に頼らない自然農法や、生産地で採れる自然素材と伝統技術を活かした生産によって、持続可能な社会を目指しています。
私たちは、アジアなど途上国で生産された日用品や食品を、安価で買うことができます。なぜ安価なのでしょうか。私たちの目には見えませんが、現地の人が低賃金で雇われていたり、大量生産のため農薬や化学肥料を過剰に使用されるという現実があります。農薬や化学肥料の過剰使用で、農地などの環境も破壊されています。
また、安価な労働力を求めたしわ寄せは、幼い子どもたちに及んでいます。
途上国の工場では、違法に子どもを使って生産コストを下げていることが少なくありません。児童労働を強いられた子どもたちは、学校へも行けず、十分な賃金ももらえず、人を信用できずに大人となり、親となり・・・繰り返される貧困の連鎖から抜け出すことができません。
また、親の賃金が低いために働かざるを得なくなった子どもたちが、仲介の大人にだまされて人身売買にあい、タダ同然で働かされたり、外国人相手に幼い性を売って生きなければならないという現実も、まだまだあるのです。
貧困の原因となる不公平な貿易をなくし、大人たちがフェアな立場と賃金で働くことができれば、子どもたちが働く必要はなくなります。教育を受けて育った子どもたちは、やがて大人になった時、より良い仕事に就け、貧困の連鎖を食い止めることができるのです。
では、私たちにできることは何でしょうか。
その第一歩は、これらの現実を知り、一人でも多くの人に伝えることと、フェアトレード商品を選んで買うということではないでしょうか。その一歩が、途上国の貧困をなくし、環境を守ることにつながるからです。
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