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オーガニックとは?

 

「オーガニック」とは、簡単にいうと、化学肥料や農薬を使用しない野菜や、添加物を入れていない食料品などをさす言葉です。(Yahoo!辞書より)
ですが、それだけの意味にとどまらないのが「オーガニック−organic−」。
いまや、オーガニックは衣食住にわたって存在し、海外ではひとつのライフスタイルとして認知されています。

そもそもオーガニック(organic)には、[本質的な・根本的な]という意味があります。ですから、オーガニックとは、物事の本質を見極め、自然も人も、本来あるべき姿に戻る運動であるといえます。自然を大切にし、自然とともに生きるということなのです。

第二次世界大戦後、食糧難が課題となり、大量生産や効率性を重視した結果、農薬や化学肥料に依存した化学農業が急速に発達しました。それらは確かに、戦後の飢えから人々を救い、経済発展の基盤となりました。しかし長年にわたり投与され続けた大量の化学物質により、土壌汚染・水質汚染は進み、多くの微生物や虫、動植物の命を奪い自然の生態系を破壊していきました。その影響は、環境のみならず、人々へと及びます。汚染された土壌で、化学物質を投与されて栽培された食物を口にするのですから、当然といえば当然です。アトピーやアレルギー、がんなどの病気の増加など、私たちの身近にその問題は迫っています。

このように、目に見えて悪い影響が見え始めた1950年代半ばから、これまでの化学農業を見直す、自然回帰への運動が、ヨーロッパを中心に現れます。これがオーガニックの始まりです。

有機JASとは

日本では、平成11年のJAS法改正により、有機農産物や有機農産物加工食品の日本農林規格を制定しました。そこで示されたさまざまな厳しい栽培ルールや製造ルールを守り、第三者である登録認定機関の認定を受けたものだけに有機JASマークが付与され、「オーガニック」「有機」と袋や箱に表示して市場に出すことができます。

ここで、主な栽培ルール・製造ルールをご紹介します。

☆有機農産物
・種まきまたは植え付けの時点から過去2年以上、禁止されている農薬や化学合成肥料を使用しない水田や畑で栽培すること
・栽培中も農薬・化学合成肥料を原則使用しないこと
・遺伝子組み換え技術を使用しないこと
・生産から出荷まで生産行程管理等の記録作成が義務

☆有機畜産物
・飼料は主に有機農産物を与えること
・野外への放牧などストレスを与えずに飼育すること
・抗生物質などを病気の予防目的で使用しないこと
・遺伝子組み換え技術を使用しないこと

☆有機加工食品
・化学的に合成された食品添加物や薬剤の使用を避けて製造することが基本
・原材料は、水と食塩を除いて、95%以上が有機農産物・有機畜産物・有機加工食品である
・農薬や洗浄剤などの汚染を受けないように管理された工場などで製造

★有機農業の理念
有機農業の本来の考え方は、農薬や化学的に合成された肥料を原則使用せず、地域環境への負荷をできる限り軽減した栽培方法により生産農家が工夫と手間をかけて土づくりを行い、 水田や畑の持っている本来の生産力を引き出すことです。

 
 
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